こんばんは、ガルベロスです。

先日の横浜GP・日本レガシー選手権2012に参加してきました。
MTGに復帰してからようやく1年、大会にいたってはもはや10年ぶりでしょうか。小学生の時初めて参加した大会の時と同じように緊張感でいっぱいでしたが、いろいろな人とさまざまなデッキで戦えて楽しかったです。あの広い会場にいる全員がMTGのプレイヤーだったんだなぁと思うとすごいですね。まだ興奮が冷めません。
下の記事のべいぶ君の合わせて、当日の簡単なレポートと自分のデッキについて書かせていただきます。



<前日>
べいぶ君と新宿で集合、「ガルさんに7万以上買い物させてみよう^^」と煽られたのでいっぱい買いました。僕は悪くありません。でもジェイスが5千円以下で買えたのはうれしかったですね。
なお、前日で7万以上買ったカードのうち、翌日の大会で使用したカードはそのうちの5千円以下。あとのカードも実は使用目的がはっきりしてないものが多かったり。ボブ4枚はどのデッキに入れようかしら。
カードの使い道は買ってから考えよう(至言)



<デッキ>
今回の大会で使用したデッキは「スタイフルノート」です。
数週間前、諸事情で主要なデッキパーツをほとんど失ってしまい、仕方なく別候補の「スニーク・ショー」で行こうかと考えていたのですが、《グリセルブランド/Griselbrand》の登場によってどうやらスニークショーはトップメタの様子。それにはやりのデッキは使いたくないし…というわけで、足りないカードをすべて買い直してスタイフルノート復活。

●土地(23)
6 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《教議会の座席/Seat of the Synod》
1 《大焼炉/Great Furnace》
2 《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《Volcanic Island》

●クリーチャー(11)
4 《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
4 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》

●スペル(26)
3 《幻視の魔除け/Vision Charm》
4 《もみ消し/Stifle》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
3 《火+氷/Fire&Ice》

●サイド(15)
4 《金粉のドレイク/Gilded Drake》
4 《残響する真実/Echoing Truth》
4 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《火+氷/Fire&Ice》

前日にべいぶ君と調整して相成りました。
調整前は《水蓮の花びら/Lotus Petal》《投げ飛ばし/Fling》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》がガン積みされた超速攻型でしたが、安定性を重視した結果、それらの代わりに《瞬唱の魔道士》《呪文貫き》《火+氷》《激浪の研究室》が入りました。
サイドボードの《金粉のドレイク》はスニークショー&リアニ対策、《残響する真実》はどうしようもない置物対策(メインには一枚も無し!)、《赤霊破》は見ての通り青対策、《トーモッドの墓所》《墓掘りの檻》はリアニ対策(《粗石の魔道士》がいるので2枚で十分)、《火+氷》は対クリーチャーデッキへの追加用。
見直してみると、赤が入ってる意味があんまりないですね…。初期型は《投げ飛ばし》のために赤はどうしても必要だったので。



<当日>
誰かさんのいびきのせいでグロッキー状態のべいぶ君と会場へ。(本当にごめんなさいorz)
出場にはDCIの登録が必要なのですが、僕は10年ほど前にでた大会で登録して以来一度も大会に出ず、カードもなくしてしまったので再登録できないかとスタッフさんに相談。とりあえず名前で検索してみたらあらビックリ、当時の登録記録が残ってました、いやはや驚き。
以下、試合経過。


1戦目 マーフォーク 0-2

《霊気の薬瓶/AEther Vial》を打消し損ねてあっという間にボコボコ。《火+氷》で焼きたいけれど全体で+1/+1されてちゃそれもままならず。
そういえば緊張のあまりカウンター合戦で計算ミスしてしまい、《ドレッドノート》が《もみ消し》を打つことなく墓地に不時着しました。ごめんよドレッドノート…


2戦目 赤青デルバー 2-0

初戦の第2ターン目で《ドレッドノート》を《幻視の魔除け》召喚に成功、相手のカウンターを《目くらまし》×2で対処したため、まさかのこちらのパーマネント数0。次ターンにフェイズインした《ドレッドノート》で殴りきる。
次戦は《ゴブリンの先達/Goblin Guide》でライフを6まで削られるものの、なんとか《ドレッドノート》で殴り返し勝利。


3戦目 ペインター・グラインドストーン 0-2

《絵描きの召使い/Painter’s Servant》のタフネス3は意外と高い、準メインアタッカー(笑)の《粗石の魔道士》は止まるし、《火+氷》でも焼き切れない。
2戦目は《闇の腹心》《独楽》《相殺》によるロックと《仕組まれた爆薬》(X=1)により完封。置物対策があまりに不完全…。
そういえば焦りのあまり自分のデッキの上何枚かをひっくり返して、ジャッジさんより警告をいただきました。いろいろご迷惑おかけしてすいません(⊃д`)


4戦目 青黒リアニメイト 2-1

初戦は《グリセルブランド》を速攻で召喚され対処できず憤死。しかしあまりに早く死にすぎたため、相手さんにどうやらこっちのデッキがまったくばれず。(相手のカウンターによって《粗石の魔道士》は着地すらできなかったおかげ)。
次戦。《トーモッドの墓所》の設置に成功するも、予想外の《実物提示教育》から登場した《大修道士、エリシュ・ノーン》。アタッカーの《粗石の魔道士》達を失った上殴られた結果こちらのライフは残り5。ここでなんとか《残響する真実》で《ノーン》を戻すことに成功。《墓所》で相手のリアニメイトを封じているスキに《ドレットノート》の召喚に成功し逆転。
最終戦、初手に一枚積みの《トーモッドの墓所》《墓堀の檻》がくるという申し訳ないぐらいの僥倖。そして相手の望みの綱の《実物提示教育》からでてきた《グリセルブランド》を《金粉のドレイク》で奪うというさらなる鬼畜っぷりで勝利。
対戦相手さんの「いやー《グリセルブランド》強いですねー」という言葉が忘れられません。
ちなみに3つめの勝負では、《ドレットノート》要素を全抜きして、リアニ対策と置物対策を全投入してました。


5戦目 青白パーミッション 0-2

プレインズウィーカーに2体も並ばれちゃ勝ち目ありません!純粋に相手のほうがカウンター要素強めなので《ドレットノート》はまず通りませんし、通ったとしても《剣を鋤に》。たったの2戦のなかでこちらはライフ30超えを3回もしましたが、《ドレットノート》がなくれたのは1回だけでしたとさ、ちゃんちゃん♪
そういえば対戦相手さんのデッキを見る限り、土地は《島》と《平地》のみの様子。フェッチを打ち消せる《もみ消し》も《不毛の大地》も役に立たず、なるほどそういう選択もありか。


6戦目 青黒リアニメイト 2-1

最初のリアニメイトの時と違って、かなり黒よりの様子。《強迫》《コジレックの審問》《思考囲い》の12-Duress?
1戦目、キーカードほとんど落とされ即終了。
2戦目、前回と同様にキーカード全抜きしてリアニ対策全ぶち込み。カウンターと墓地対策で相手をけん制している間、ひたすら《粗石の魔道士》で殴る、殴る、殴る。勝利!
3戦目、初手で《墓掘の檻》を落とされるも、直後に《トーモッドの墓所》をトップデッキ。その後お互い手札をため込む続ける間、ひたすら《粗石の魔道士》で殴る殴る殴る。勝利!
…あれ、もしかして、アタック数でも通算ダメージでも《ドレットノート》より《粗石の魔道士》のほうががんばってるんじゃないのかしら?


7戦目 赤マーベリック 1-1-1

《罰する火》と《燃え柳の木立ち》の要素が入ったマーベリック。
初戦は《ドレットノート》の召喚に成功し勝利。カウンターが入ってないデッキには出しやすくていいなぁと思ったけれど、よく考えてみればこれまでの6戦はすべて青がらみのデッキで、しかも毎回《FoW》打たれてた…。この試合が初めての緑で、初めての青じゃない相手さんでした。
2戦目はドレットノートの召喚に成功し、念入りにカウンターまで用意しておくものの《クローサの掌握》でサヨウナラ。大きくなった《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》を焼き切れず敗北。
3戦目、《窒息》という微妙に懐かしいカードでこちらの《島》が封じ込まれて大ピンチ。しかしアーティファクトランドに意外なところで助けれられ生きながらえる。一体目の《ドレットノート》は農場送りされ、二体目は《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》のダブルブロックでまさかの共倒れ!ブロッカーは《罰する火》で排除され《タブモゴイフ》で殴られ続け死を覚悟するが、ここでまさかの時間切れによるドロー。もしこれが農場送りじゃなくて《流刑への道》だったら危なかった…。

試合は9戦目まであったのだけれど、だいぶ疲れていて計算ミスも多くなってきたのでここでドロップアウト、会場を後に。


3勝3敗1分というそこそこの結果でしたが、長いブランクを考えると自分にしてはいい線いったんじゃないかなぁと思います。なにより試合を楽しめたのが本当によかったです。レガシーという環境での初めての大会でしたが、カードプールが大きい分いろいろなデッキがあるんだなぁと実感できました。対戦相手のみなさんやジャッジのみなさんも紳士的で、大きな問題もなく無事試合を終えられたことに感謝です。
また来年も出られるようであればぜひ参加したいです。


<雑感>
・青大杉、FoW大杉、自分も使ってるけどさ…
・《瞬唱》が意外と役に立たなかった。ほかのデッキならともかく、自分のデッキの場合「いつでも使えるインスタント・ソーサリー」というカードがあまりないので場面を選んでしまう。また土地がそこまで伸びないので、フラッシュバックコストがやたら重い。代わりに《ヴェンディリオン3人衆》でよかったかもしれない。こっちのほうがアタッカーとしては優秀だし。
・農場送りされた《ドレットノート》は数知れず、安定性を求めて抜いてしまった《投げ飛ばし》が本当に恋しかった。最後に一回投げるのに成功すれば勝てた試合がどれほどあったことか。
・サイド後は潔く《ドレットノート》抜きで戦える構成にすべきなのかもしれない。
・3勝中2戦はリアニメイトで、しかも墓地対策カードと《ドレイク》のおかげで勝てたようなもの。勝てたとはいえ、《ドレットノート》で勝てたとは言いづらい、残念。
・《もみ消し》強すぎワロタ、何度フェッチを落としたことか。ただ一方で、一度フェッチを落とし稼いだテンポを自分が有効活用できたかといえばそうでもない気がする。相手の土地がないところをうまくついて《ドレットノート》を出せばよかったのに、それらをそろえた手を作ることがあまりできなかった。
・べいぶ君に指摘されて追加で入れた《呪文貫き》は本当に強かった。ただクリーチャーは落とせないので、そっちは別手段でなんとかする手を考えないと。
・《火+氷》を過信しすぎてしまったけれど、それだけで焼き切れないクリーチャーをどうにかするか、あるいはどうにかしなきゃいけない事態になる前に《ドレットノート》で殴りきるかしなければ。
・安定性を求めて、結果中途半端に遅くなってしまったのはちょっと失敗だったかも。ドローソースを増やすなどまだ別の選択肢はあったはず。
・そういえば一番警戒してたスニークショーは一度も当たらず、上位の方でチラホラいたみたいですけど。
・全然関係ないけど、隣で戦っていた人が試合中しきりに「あぁ^~いいっすね~」って言いまくってて草生えそうになった、訴訟



<最後に>
だらだら書いてたらこんなに長くなっちゃいました、すいません。なにかの参考になれば幸いです。
今週末に地元でレガシーの草の根大会があるらしいんで、今回の結果を教訓にまたがんばってきたいと思います、今度こそ勝ち越してみせるぜ!

ありがとうございました。

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